2008年 09月 08日
昨日で、アルノが生まれてちょうど一週間たちました。 生まれた頃は「フニ~」とまるで仔猫みたいに弱弱しい泣き方だったのに 退院してきたら、さっそく大声で「オギャーっ!!」 ミルクの飲む量も倍ほどになり たった一週間なのに、みるみる成長してビックリです! 目も開けるように・・・もちろん、まだ見えてませんが。 退院後からは、母の手料理のお陰か 自分でも産後とは思えないくらい、普通の生活ができるほど体力が復活。 しかし、オシモの方が裂けて縫った後が尋常なく痛くって やはり思うように動けません(涙) こっちで出産したお友達のアドバイスで、円座クッションのかわりに子供用の浮き輪を代用(苦笑) 浮き輪が手放せない生活です・・・・とほほ ちなみに現在は寝転んでPC触ってます(汗) さて記憶が鮮明なうちに、出産記でも・・・ 痛い話なので興味のある方のみどんぞ。 自分でも予定日より早くにべべが出てきそうな予感はあったものの 母には「到着までは大丈夫そうやでぇ!」とメールをした数時間後の翌午前1時半に破水! 夫は、慌てて妊娠本の「破水」についてまず読み直し(苦笑) 長期戦覚悟で、前日の晩ごはんのコロッケとオニギリも持って←ピクニック?!出発。 午前二時半に病院へ到着し、分娩室へ案内されました。 分娩室に入ると、助産婦さんによるべべの心音を確認するため心電図?と私の脈のチェックが開始。 その頃には、陣痛が30分に一回程度きました。 酷い生理痛の痛みのような陣痛が1分ほど来る時以外は、余裕があるので私達は本を読んで数時間過していました。 明け方には、主治医のドクターも見にきてくれました。 (当日は土曜日で、主治医がいないこともあると聞いていたので、来てくれてビックリ!) 途中、べべの心拍が数回低下して助産婦さん達が慌てて病室へやって来ました。 「赤ちゃんの状況がよくないので、点滴と酸素マスクをしましょう」と、私は重病患者みたいになり、ドクターには「もしかしたら、緊急帝王切開になるかもしれません」と言われました。 その後、べべの調子は回復♪ べべの体は出産体勢に入りました。 しかし、病院に到着して5時間ほどたったものの、私の子宮口は一向に開かず 陣痛促進剤を投与することに・・・・ これを入れると、一気に陣痛が来る分、痛みも倍!と聞いていたので、あぁ、いやな予感。 促進剤を投与したら、見事に陣痛の感覚は狭まり、叫ぶくらいの痛み発生!! 15分中の1分間と、時間通りに一時的に強烈な痛みがくるのは、ほんとに不思議です。 さらに1時間ほどしたら陣痛が10分から5分間隔になったので、夫が助産婦さんを呼びに行きました。 が、助産婦さんは「では、これから院内を散歩でもしてください!」と・・・マジで?! 夫に支えられながら、ヨボヨボ院内散歩。 数歩歩いては「あぁっ!うぅー!!痛っー!!」と叫ぶ横で 「しっかり呼吸して、大丈夫だよー」と支える夫。 それを繰り返しつつ、自分が入院する病室を見たり、新生児室を見たり・・・ 帰り道では、もう陣痛は継続段階・・・オタケビまくりで分娩室へ。 もう痛みは最強になり子宮が破裂するかという思いで、うなり放題! 子宮口も十分に開きだしたので、ドクターも助産婦さんも手術着になって、いよいよ分娩開始!! 「日本人はお産に強いのよ!」とドクター達が言います。それって、私もってことか?! あまりの痛さに、返す言葉もないままに、失笑ガスを出してもらいました。 これを吸うと弱冠痛みが和らぎます。もう吸いまくり・・・ 「痛みがきたら、いきんで!」と言われ ガスを吸っては、いきむを繰り返し・・・・ しかし、痛さとパニックで、なかなか上手くいきめません! 横では夫が手をにぎりつつ 「ゆっくり息吸ってー!止めて!いきんで!!いいよー!がんばれー!!」と必死にはげましてくれるものの、私は息を吸ってはすぐに吐くので、もうめちゃくちゃ。 後から聞いた話では、べべは三歩進んで二歩下がる状態だったとか・・・(苦笑) 痛みと失笑ガスのせいで、景色がだんだんモヤモヤになり 夫とドクターと助産婦さんの顔だけが浮かびあがり、 「真っ赤になるほどいきむのよ!」 「いきみ続けて!!」「息すったら、止める!!」 「そうだよーいいよーいいよー!」 と三人の声が四方八方から聞こえ、夢見てるような状態・・・ 私は、この痛みから一刻も早く逃れたい思いでいっぱい!! うまくいきめてないままにも、必死でいきみました。 もう無理!!てほどの痛さといきみの後には、 どん!!とべべが私の胸に置かれました・・・ 夫曰く、頭が見えてからは、あっという間にべべが出てきて、早かったそうな。 目の前に現れた我が子を見て 感動!!っていうより、終わった!!の一言。 感動の涙なんて出ずに、脱力です。その横で夫は感動にひたっていました。 破水から、約12時間後の出産でした。 もうぐったりで自分の病室へ戻されました・・・憔悴という言葉はまさにこの為にあるのかと思えるほど。 病院は母子同室なので、さっそくべべが私のベッドの隣に到着。 この時にようやく、べべが無事に生まれてきてくれたことに感動し喜びました。 夫も私と共に必死になっていたので、二人で出産した気分です。 夫自身も出産に立ち会えたことは、とても素晴しく貴重な体験だったと・・・ そんな感動に浸るのもつかの間、お昼過ぎから夕食の時刻まで、私もべべも夫も疲労感で爆睡でした(苦笑) そして二日間の入院は、看護師さんたちも親切で思った以上?に快適に過せました。 おかげで、この二日でかなり疲労回復できた気がします。 世間一般で、「出産は人生で一番の大仕事」なんて言われてますが・・・・納得! この痛さ、もう二度とごめんやわ!!と心から思いました(苦笑) でも、子の可愛さを見ていると、やっぱり忘れちゃうんやろうなぁ・・・・ ↓初めての自宅での沐浴。 「いい湯だなぁ~あははん♪グッド!」 Byアルノ
by sacchila
| 2008-09-08 02:22
| 妊娠 GROSSESSE
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2009年春よりドバイから香港にやって来ました。フランス人夫と2008年8月末生まれの息子との3人家族。香港生活や日本・フランスのこと、子育てやたまーにする手作りのことなどを自己満足で綴っています。 by sacchila カレンダー
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